2016年06月27日13:54

皆様、こんにちは。
本日、ご紹介するのは赤イカ(ケンサキイカ)です。
画像のものは20センチ程度のものがぎっしりと並べられていますが、大きな個体では40センチほどまで成長します。
正式な名前としてはケンサキイカ(剣先イカ)ですが、東海地方では地方名で赤イカと呼ばれます。
場所によっては白イカと呼ぶところもあります。
ややこしいことに、アカイカという正式名のイカも存在しています。(このイカは主に加工用として使われるために、鮮魚の状態ではあまり流通しません)
外見はヤリイカとよく似ていますが、名前通りに先端が槍のように尖っているのがヤリイカ、剣先のように少し丸みがあるのが赤イカになります。
そうは言っても、個体差があるのでそれだけでは見分けが付きません。
確実なのは触腕(先端に吸盤が付いてる左右の太く長い腕)の長さで見分ける方法です。
ヤリイカは触腕の長さが他の足とほとんど変わりませんが、赤イカのそれは足の何倍も長く伸びています。
東北地方・北陸地方を主な産地としているスルメイカとは異なり、赤イカは西日本の暖かい海を好みます。
主な産地としては九州(長崎県・佐賀県)や山陰地方が挙がります。
九州の玄界灘(佐賀県唐津市呼子町)は赤イカの名産地として知られています。
※呼子町では赤イカ(剣先イカ)のことをヤリイカと呼びます。活造りで有名。
赤イカの旬の時期は夏です。
春に暖かくなってくると沿岸部に近寄ってくるため漁獲量が増えるようになり、それは秋口まで続きます。
特に夏に獲れた赤イカは「夏イカ」と呼ばれて、非常に味の良いものとして知られています。
おろしたての新鮮な身は透明度が高く、時間が経つと赤みを帯び、やがて白くなってきます。
スーパーなどに陳列されていることはあまりありませんが、見かけたのなら赤みの強いものを選ぶと良いでしょう。
刺身にすると甘みと旨みが強いので食べ応えがあります。
干しスルメとして加工用に使われることもよくあります。
赤イカを原料とした干しスルメは「一番スルメ」と呼ばれて、スルメの中でも最上級のものとされています。
美味しい赤イカを、是非ご賞味ください。
赤イカ(ケンサキイカ)≫
カテゴリー │夏のお魚
皆様、こんにちは。
本日、ご紹介するのは赤イカ(ケンサキイカ)です。
画像のものは20センチ程度のものがぎっしりと並べられていますが、大きな個体では40センチほどまで成長します。
正式な名前としてはケンサキイカ(剣先イカ)ですが、東海地方では地方名で赤イカと呼ばれます。
場所によっては白イカと呼ぶところもあります。
ややこしいことに、アカイカという正式名のイカも存在しています。(このイカは主に加工用として使われるために、鮮魚の状態ではあまり流通しません)
外見はヤリイカとよく似ていますが、名前通りに先端が槍のように尖っているのがヤリイカ、剣先のように少し丸みがあるのが赤イカになります。
そうは言っても、個体差があるのでそれだけでは見分けが付きません。
確実なのは触腕(先端に吸盤が付いてる左右の太く長い腕)の長さで見分ける方法です。
ヤリイカは触腕の長さが他の足とほとんど変わりませんが、赤イカのそれは足の何倍も長く伸びています。
東北地方・北陸地方を主な産地としているスルメイカとは異なり、赤イカは西日本の暖かい海を好みます。
主な産地としては九州(長崎県・佐賀県)や山陰地方が挙がります。
九州の玄界灘(佐賀県唐津市呼子町)は赤イカの名産地として知られています。
※呼子町では赤イカ(剣先イカ)のことをヤリイカと呼びます。活造りで有名。
赤イカの旬の時期は夏です。
春に暖かくなってくると沿岸部に近寄ってくるため漁獲量が増えるようになり、それは秋口まで続きます。
特に夏に獲れた赤イカは「夏イカ」と呼ばれて、非常に味の良いものとして知られています。
おろしたての新鮮な身は透明度が高く、時間が経つと赤みを帯び、やがて白くなってきます。
スーパーなどに陳列されていることはあまりありませんが、見かけたのなら赤みの強いものを選ぶと良いでしょう。
刺身にすると甘みと旨みが強いので食べ応えがあります。
干しスルメとして加工用に使われることもよくあります。
赤イカを原料とした干しスルメは「一番スルメ」と呼ばれて、スルメの中でも最上級のものとされています。
美味しい赤イカを、是非ご賞味ください。
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