2016年06月30日14:06

皆様、こんにちは。
本日、ご紹介するのはながらみ(ダンベイキサゴ)です。
貝殻の大きさが3~4センチ程度になる巻き貝です。
貝の中心部はあまり盛り上がりがなく、カタツムリに近い形状をしています。
キサゴという貝の一種で、正式な名前は「ダンベイキサゴ」と言います。
漢字では「団平喜佐古」または「団平細螺」と書きます。
「団平:だんべい」は底の面積が広くて高さがない、偏平な形の船のことです。
「喜佐古:きさご」「細螺:きさご」は木目という意味です。
団平船のような形をした木目模様の貝、といった意味になりそうです。
一般的には通称の「ながらみ」または「ながらめ」と呼んだ方が伝わります。
※こちらの由来は今のところ不明。
主な産地としては関東地方(九十九里浜)や東海地方(駿河湾・浜名湖)などがあります。
全国的には流通量が多い貝ではありませんが、浜松に住んでいると目にする機会もあります。
普段から貝殻の下半分を砂に埋ずめて生活をしているため、殻の中には多くの砂を含んでいます。
ながらみは砂が多くてジャリジャリで苦手、という人も少なくないようです。
ながらみの旬は春から夏にかけてです。
基本的には活きた状態で市場に入って来ますので、元気に足を動かしているようなものを選ぶのが良いでしょう。
シンプルに塩茹でとして酒の肴にされることが多いですが、下ごしらえで重要になるのは砂抜きです。
何が問題かと言うと、上述したようにこの貝は砂を多く含んでいます。
1日ほど海水に漬けておいただけでは全てを吐き出させることはできず、ザラザラとした食感になってしまいます。
2日間ぐらい時間をかけて、入念に砂抜きを行うことが大切です。
また、ながらみはザルなどに入れて、吐き出させた砂とながらみが接触しないようにします。
※容器の底とながらみを離しておかないと、せっかく吐き出した砂を再び吸い込んでしまいます。いつまでも作業が終わりません。
美味しいながらみを、是非ご賞味ください。
ながらみ(ダンベイキサゴ)≫
皆様、こんにちは。
本日、ご紹介するのはながらみ(ダンベイキサゴ)です。
貝殻の大きさが3~4センチ程度になる巻き貝です。
貝の中心部はあまり盛り上がりがなく、カタツムリに近い形状をしています。
キサゴという貝の一種で、正式な名前は「ダンベイキサゴ」と言います。
漢字では「団平喜佐古」または「団平細螺」と書きます。
「団平:だんべい」は底の面積が広くて高さがない、偏平な形の船のことです。
「喜佐古:きさご」「細螺:きさご」は木目という意味です。
団平船のような形をした木目模様の貝、といった意味になりそうです。
一般的には通称の「ながらみ」または「ながらめ」と呼んだ方が伝わります。
※こちらの由来は今のところ不明。
主な産地としては関東地方(九十九里浜)や東海地方(駿河湾・浜名湖)などがあります。
全国的には流通量が多い貝ではありませんが、浜松に住んでいると目にする機会もあります。
普段から貝殻の下半分を砂に埋ずめて生活をしているため、殻の中には多くの砂を含んでいます。
ながらみは砂が多くてジャリジャリで苦手、という人も少なくないようです。
ながらみの旬は春から夏にかけてです。
基本的には活きた状態で市場に入って来ますので、元気に足を動かしているようなものを選ぶのが良いでしょう。
シンプルに塩茹でとして酒の肴にされることが多いですが、下ごしらえで重要になるのは砂抜きです。
何が問題かと言うと、上述したようにこの貝は砂を多く含んでいます。
1日ほど海水に漬けておいただけでは全てを吐き出させることはできず、ザラザラとした食感になってしまいます。
2日間ぐらい時間をかけて、入念に砂抜きを行うことが大切です。
また、ながらみはザルなどに入れて、吐き出させた砂とながらみが接触しないようにします。
※容器の底とながらみを離しておかないと、せっかく吐き出した砂を再び吸い込んでしまいます。いつまでも作業が終わりません。
美味しいながらみを、是非ご賞味ください。