2016年06月17日14:43

皆様、こんにちは。
本日、ご紹介するのはウマヅラハギです。
大きさは25センチ前後です。
口から眼までが離れており、長い顔をしています。
その特徴的な馬のような顔つきから、ウマヅラハギ(馬面剥ぎ)という名前が付いています。
眼の上部には長くて硬いツノが一本生えています。
カワハギという魚の仲間に属します。
ウロコが皮と一体化しており、調理時には必ず皮を剥ぐ必要のあることから「カワハギ(皮剥ぎ)」と呼ばれます。
ウマヅラも皮は分厚く、皮を剥かないと食べることはできません。
ウマヅラは北海道北部以外であれば、全国的に群れで生息している魚です。
元々はそれほど量が獲れることはない珍しい魚でしたが、数十年ほど前から大量に網にかかるようになりました。
暖かい海を好む魚であるため、温暖化などの環境変化が原因と考えられますが、詳しいことは分かっていません。
※ザラザラとしたヤスリのような表面で他の魚を傷つけ、また頭のツノが手に刺さって危ないこともあって、昔はあまり漁師に好まれる魚ではなかったようです。
クラゲを好物としているため、クラゲが大量発生した時には一緒にウマヅラも大量発生します。
日本海沿岸ではエチゼンクラゲ(傘の直径2メートル前後になる大型のクラゲ)の大量発生が時おり起こっており、漁網を破ったり、混獲した魚を毒で傷つけたり、といった漁業被害を出しています。
ウマヅラはこのエチゼンクラゲも好物としており、集団で襲い掛かり捕食してしまいます。
食物に恵まれたウマヅラは生息数を増やし、結果としてその年のウマヅラ漁も豊漁となります。
ウマヅラハギの旬の季節は秋から冬です。
ウマヅラそのものは脂が少なくてあっさりとした白身ですが、肝の味が濃厚です。
そして肝が大きく成長するのは海水温の低い時期、秋から冬にあたります。
淡泊な味をしているので、刺身よりも汁物の具や煮付けなど、味を付加する調理法に向いています。
肝は味付けせずに生食にしても美味しいですが、身と一緒に汁物に入れるのも良いです。
美味しいウマヅラハギを、是非ご賞味ください。
ウマヅラハギ≫
皆様、こんにちは。
本日、ご紹介するのはウマヅラハギです。
大きさは25センチ前後です。
口から眼までが離れており、長い顔をしています。
その特徴的な馬のような顔つきから、ウマヅラハギ(馬面剥ぎ)という名前が付いています。
眼の上部には長くて硬いツノが一本生えています。
カワハギという魚の仲間に属します。
ウロコが皮と一体化しており、調理時には必ず皮を剥ぐ必要のあることから「カワハギ(皮剥ぎ)」と呼ばれます。
ウマヅラも皮は分厚く、皮を剥かないと食べることはできません。
ウマヅラは北海道北部以外であれば、全国的に群れで生息している魚です。
元々はそれほど量が獲れることはない珍しい魚でしたが、数十年ほど前から大量に網にかかるようになりました。
暖かい海を好む魚であるため、温暖化などの環境変化が原因と考えられますが、詳しいことは分かっていません。
※ザラザラとしたヤスリのような表面で他の魚を傷つけ、また頭のツノが手に刺さって危ないこともあって、昔はあまり漁師に好まれる魚ではなかったようです。
クラゲを好物としているため、クラゲが大量発生した時には一緒にウマヅラも大量発生します。
日本海沿岸ではエチゼンクラゲ(傘の直径2メートル前後になる大型のクラゲ)の大量発生が時おり起こっており、漁網を破ったり、混獲した魚を毒で傷つけたり、といった漁業被害を出しています。
ウマヅラはこのエチゼンクラゲも好物としており、集団で襲い掛かり捕食してしまいます。
食物に恵まれたウマヅラは生息数を増やし、結果としてその年のウマヅラ漁も豊漁となります。
ウマヅラハギの旬の季節は秋から冬です。
ウマヅラそのものは脂が少なくてあっさりとした白身ですが、肝の味が濃厚です。
そして肝が大きく成長するのは海水温の低い時期、秋から冬にあたります。
淡泊な味をしているので、刺身よりも汁物の具や煮付けなど、味を付加する調理法に向いています。
肝は味付けせずに生食にしても美味しいですが、身と一緒に汁物に入れるのも良いです。
美味しいウマヅラハギを、是非ご賞味ください。